雑文

思いついたことを

寝る前の作業

若い頃、寝る前にやることといったら歯磨きだけだった。それが50代半ばになった今は歯磨きの上に、フロスと歯間ブラシでせっせと汚れを落としている。先日、虫歯が見つかったのだが、歯科医が言うには歯茎が加齢とともに下がって汚れが挟まってフロスでは取り切れなかったのが原因らしい。それを聞いてから、2種類の歯間ブラシで念入りに掃除している。

僕の友人には5年一度も歯磨きをしたことがないというくらいとんでもない奴がいて、そいつは50代に入った頃から歯が抜ける、あるいは溶けてしまっている。またやはり50代になったばかりで歯周病のために総入れ歯になった奴も知っている。彼らを見ると歯を失う恐怖に襲われ、僕は毎日せっせと手入れをせざるを得ない。

また、歯磨き(フロスなどを含む)を終えたら、次はミノキシジルを頭皮に塗る。ミノキシジルとは血行を良くして髪が生えるようにする薬である。僕はアメリカで売られているカークランドの5%のものを使用している。こちらも加齢とともに毛髪が薄くなっってしまい、復活させるために毎日せっせとスポイトで頭を濡らしている。
お陰で少しずつ毛髪の量が増えてきているような気がする。年齢的に同年代の友人たちの多くもやはり髪が薄いのでAGA治療の情報を僕は積極的に提供している。僕は5,6人(大半が帽子を被っている)に声を掛けたのだが誰もやろうとしないのが不思議でたまらない。「あまり気にしてない」とか「そこまでするのは面倒くさい」などと奴らは言うが、ハゲを気にしてないならどうして帽子をかぶったり薄いのを隠そうと頑張っているのだ?

最後に鼻うがい。水に適当に塩を入れて生理食塩水を作ってAmazonで買った専用の容器に入れて鼻に流し込んでいる。効果としては鼻の通りが確実に良くなっている。僕は寝ている間に口が開いてしまい口呼吸をしているらしく、それを防止したい。


今日、たまたま2011年に写した自分の写真を見た。今から11年前である。まだ髪は真っ黒でふさふさしている。今は7割型白くなってしまい、額の生え際は薄くなってしまった。

また、もともと色白の僕は長年の日焼けのせいで肌にシミができやすく特に腕や足にたくさんある。鏡を見ると、いつの間にか自分が老境に差し掛かっていることを認めざるをえない。20代、30代の若い人をみると、こちらとしては自分と近いものを感じるのだが、彼らからしたら僕など親世代の遠い存在である。かつての僕がそう思っていたのだからその気持はよくわかる。

ときどき、50代の者としてどう振る舞っていいのかわからなくなることがある。例えば服装。僕の父親が50代だった頃のファッションを思い出すと、イメージ通りのおじさんスタイルだった。明らかに若者のスタイルとは断絶していた。現代に生きる50代の僕は基本的にユニクロを着ているので今の20代とファッションが変わらない。これでいいのかな、周りから若作りしていると思われてるんじゃないかと思ったりするが、これしか思い浮かばないから、まぁこれでいいんだろうと思っている。