雑文

思いついたことを

暴走老人プーチン、死ね

2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻した。そのずっと前からロシア軍は国境に軍隊を何万人も配置していて世界中がその成り行きを見守っていた。まさか侵攻するはずはないという意見もあったが、これだけの数の兵隊を何ヶ月も駐留させて何も達成しないならばプーチンはただの間抜けだ。必ず侵攻するはずだと僕は思った。

でも、本当に進行して戦闘が始まり、少なからぬ人々があっさりと死んでいくのは体に応える衝撃だった。僕はそれからしばらくの間、本も読めず大好きだったネットフリックスみ観れなくなった。頭がそちらに向かず、何も入って来ないのだ。

毎日、少しの空き時間があればネットで戦況をチェックした。ニュースサイトにツイッターYou Tubeなど情報は無限に入ってくる。仕事と寝ている間以外はずっと戦争のことで頭がいっぱいだった。

なぜそれほどロシアの侵攻がショックだったのか。それはもう人類がおおよそ卒業したと思われた他国への露骨な侵略戦争が22世紀の今も続いているというのが一つ。そしてこれが第三次世界大戦につながる恐れが二点目。そして何よりもロシアとNATO軍の間で核戦争が起こる可能性が十分あることだ。

ウクライナは僕の生活からはかなり遠い。戦火が直接及ぶことはない。でも、本格的な核戦争となれば人類は絶滅するかもしれない。日本には核爆弾は飛んでこなくても、核の冬の気温低下で食糧生産ができなくなり、僕たちは餓死するだろう。最後は人肉まで食べる悲惨なことになるだろう。

まさか2022年の現在、リアルに核戦争の恐怖を味わうことになるとはまったく想像もしていなかった。僕は侵攻が始まる前は気候変動や漠然ともっと年をとってからの自分の生活の心配をしていた。でも、数十年先の未来を迎える前に核戦争でこの世が終わってしまうかもしれないのだから、それどころではなくなった。2月24日から時計が止まったような感覚である。

ロシアがウクライナに進行してもロシアが得るものはほとんどなく、ロシアは経済的な損失、そして何よりも世界からの悪い評価によって今後、悪の帝国ロシアは激しく落ち目になっていくのは間違いない。

それでも無理やりな侵略戦争をロシアがしたのは独裁者プーチンがその決定をしたからである。69才という年齢、コロナ禍で人と会う機会が極端に減ったのが妄想チックで独善的な決定につながったらしい。コロナ禍は歴史を変えたが、このロシアの侵攻が最大のものだろう。

通常、歴史は様々な社会的な要因で決定されていくものだが、今回は暴走老人プーチンの個人的な病的な妄想によって人類の危機を迎えてしまったと僕は感じている。プーチン、死ね! 暗殺、自殺、自然死でもなんでもいい。とにかく死ね!